「Coda(コーダ)」は、イタリア語で「尾」や「終わり」を意味する言葉で、楽曲の終結部分を示す記号として使われます。

楽譜上では、「・コーダ」(コーダ記号)で表示され、楽曲の特定の箇所にジャンプするための目印となります。

演奏中に「To Coda」という指示が出た場合、その時点でコーダ記号が記された場所に移動して演奏を続ける形になります。

コーダ記号の使い方

楽譜で「・コーダ」(コーダ記号)がどのように指示されるかを具体例を出して説明します。

D.C. al Coda(ダ・カーポ・アル・コーダ)

曲の最初(Da Capo)に戻り、「To Coda」と指示があるまで演奏を続けます。

その後、コーダ記号の箇所にジャンプして演奏を終了します。

D.S. al Coda(ダル・セーニョ・アル・コーダ)

セーニョ記号(・セーニョ)の場所に戻り、「To Coda」の指示に従ってコーダ記号(・コーダ)にジャンプします。

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    まとめ

    ピアノ楽譜を読む際には、コーダ記号などのリピート記号をきちんと理解することが大切です。

    この記事を参考に、Codaの役割をしっかりと理解しましょう!