ピアノ楽譜に出てくる「Fine(フィーネ)」は、楽曲のどこで終わるべきかを指示する重要な記号です。
本記事では、「Fine」の基本的な意味や「D.S. al Fine」や「D.C. al Fine」の読み方について、初心者にも分かりやすく説明しますので、ぜひ参考にしてください!
Fineとは?
「Fine(フィーネ)」は、イタリア語で「終わり」を意味します。「Fine」と書かれた箇所まで演奏したら、その曲は終了します。
ただし、「Fine」単独で使われることは少なく、「D.S. al Fine」や「D.C. al Fine」と組み合わせて使用されることが一般的です。
D.S. al FineとD.C. al Fineの違い
1. D.S. al Fine
意味
“Dal Segno al Fine”の略で、「セーニョ記号()からFineまで演奏する」という指示。
使い方
楽譜の中でセーニョ記号()に戻り、そこから「Fine」と書かれた箇所まで演奏します。
2. D.C. al Fine
意味
“Da Capo al Fine”の略で、「曲の最初に戻り、Fineまで演奏する」という指示。
使い方
楽曲の冒頭に戻り、「Fine」と書かれた箇所で終了します。
まとめ
今回ご説明したように、「Fine」は楽曲の終了ポイントを示す記号です。
「D.S. al Fine」や「D.C. al Fine」のように、他の記号と組み合わせて使われます。
「D.S. al Fine」や「D.C. al Fine」の意味を正しく理解し、楽譜を読む力を身につけましょう!