リピート記号は、楽譜の中で特定の部分を繰り返して演奏することを指示する音楽記号です。
主に下記の記号がメインになります。
リピートバー(Repeat Bar)
- 記号:
||: と :||
- 意味:開始位置(||:)と終了位置(:||)を指定して、その間を繰り返します。
カッコ付きリピート
- 記号:
||: と :||
に加え、数字を含むカッコで表します。 - 意味:終了位置(:||)から開始位置(||:)に戻った後、小節の数字の順番に演奏します。
カッコの数字が3以降の場合も同様のルールで進みます。
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その他のリピート記号
D.C.(ダ・カーポ)
- 記号:
D.C.
- 意味:楽曲の最初(冒頭)に戻る指示です。
「D.C. al Fine」などと合わせて使われ、最初から「Fine(フィーネ)」まで演奏し直す。
セーニョ(Segno)とダルセーニョ(Dal Segno)
- 記号:
(セーニョ)
- 意味:セーニョの記号まで戻り、指定された範囲を繰り返します。
コーダ(Coda)
- 記号:
(コーダ)
- 意味:繰り返し後、楽曲の特定の終わりの部分にジャンプします。
D.C.やD.S.と組み合わせて使用される。リピート記号の読み方
まとめ
リピート記号は、楽曲の繰り返しを指示する音楽記号です。
正しく理解することで、楽譜を正確に読めるようになりますので、リピート記号をマスターしてピアノ演奏をより楽しんでください!