タイは、音楽記号の一つで、楽譜上で「2つ以上の同じ高さの音をつなげて1つの音として演奏する」ことを指示します。
楽譜では、2つの音符を弧を描くような線で結ぶことで表示されます。
タイとは?
役割
タイは、楽譜に書かれた音符の長さを合計する役割を持っています。例えば、4分音符にタイでつながれた4分音符があれば、2拍分(8分音符2つ分)の長さになります。
表示方法
タイは、同じ高さの音符同士をアーチ状の線で結んで表示されます。この線がつながることで、音を途切れずに持続させるよう指示します。
スタッカートやスラーとの違い
- スラー:異なる高さの音符を結び、流れるように演奏する
- タイ:同じ音を一続きに演奏する
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タイの練習方法

1. シンプルな音符で練習
初心者は、1拍の音符(例: 4分音符)をタイでつなげて練習することから始めましょう。
指を鍵盤から離さずに、音を持続させる感覚を身につけます。
2. 複雑なリズムに挑戦
タイを含むリズムが複雑な楽譜(例: シンコペーション)を使って練習することで、タイの使い方に慣れることができます。
3. ハノンやエチュードで実践
ハノンや練習曲でタイを含む練習曲を繰り返し弾くことで、指の動かし方を身につけます。
まとめ
タイは、「2つ以上の同じ高さの音をつなげて1つの音として演奏する」という意味の記号です。
タイをしっかりとマスターすることで、正しいメロディを奏でられるようになります!